我が国のエネルギー自給率が10年前に比べ約半分の12%となる中、関西電力のエネルギー供給の半数(51%)を占める火力発電の中でも最大の33%の天然ガス発電所中、1964年の運転開始以来、コンバインドサイクル発電方式へ2009年より更新(200万kW)し、国内電力会社では初のメガソーラー(1万kW)となる太陽光発電所も併設する堺港発電所に12月16日に行ってきました。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせ、熱効率を40%まで改善し、燃焼による窒素酸化物(NOx)を排煙脱硝装置等により60%低減し、CO2排出量低減と併せ環境対策への取組みもお話を伺えました。あいにくコロナ禍のため、火力発電所内はバス内からの見学でしたが、LNGタンカー船着場、LNGタンク、パイプラインや、甲子園球場1000個分となる太陽光発電パネルは間近に見学出来、ベース電源と太陽光発電との周波数での供給調整も学べ貴重な経験となりました。
2021年1月27日の日刊電気新聞の5面で、以下の記事が掲載されました。