地球環境演習で関西電力大飯発電所、京都大学飛騨天文台に行ってきました。

9月16日から二泊三日(若狭湾青少年自然の家、立山青少年自然の家で泊)で福井県関西電力大飯発電所と岐阜県京都大学飛騨天文台で行いました。関西電力の随行員の方々のサポートのもと、エルガイアおおい・運転サポートセンターの見学(発電所の運転状況、エネルギーミックス、安全対策実施状況、原子燃料サイクル、運転制御室でのトレーニングのお話し)後、大飯発電所ビジターズハウスでの本人身分証確認を受け、構内を専用バスで、VR装置も活用した原子炉格納容器、タービン建屋、津波対策(防波堤)、竜巻対策(海水ポンプ)、免震事務棟(緊急時対策所)、特高開閉器を見学し、またバスを降り、普段は見れない周辺防護区域・冷却プール中の使用済燃料ピット(鉛ガラス越し)も見学することが出来ました。

一方、岐阜県高山市の京都大学飛騨天文台も初めて訪問し、1968年から約50年に及ぶ、太陽分光観測では世界屈指のドームレス太陽望遠鏡、太陽磁場活動望遠鏡(SMART)や65cm屈折望遠鏡、60cm反射望遠鏡を見学した。あいにく曇天のため生のリアルタイム太陽観測は見れなかったが、太陽表面のスペクトル分光観測の録画動画はじめ、貴重な映像や宇宙天気予報に向けた世界各地との連携研究の進展を学ぶことが出来た。