12月21日、フィールドスタジオ演習2で、履修した2回生16名、大学院人間環境学研究科博士後期課程1年1名と、兵庫県立大学西はりま天文台の国内最大2mなゆた望遠鏡を用いた夜間観測、60cm望遠鏡を用いた昼間観測及び、位置天文衛星Gaiaデータベースから銀河内恒星質量ブラックホールを連星運動による赤方偏移による探索(絞り込み)状況を含め、福井県立大学の谷川衝氏による「見えない天体ブラックホールを探す」天文講演会を受けました。
あいにく、60cm望遠鏡及びCaK&Hαフィルターによる太陽の昼間観測は曇り&雨の天候のため、施設見学のみに終ったが、幸い天候が回復し、夜はなゆた望遠鏡による土星、海王星、リゲル、ベテルギウス、オリオン大星雲(M42)、木星、火星、カストル二重星、散開星団hの冬の天体観測が出来、なゆた望遠鏡の観測制御所室の見学を通じて、天体観測における100万分の1秒の精度が要求される時計の重要性や、3つの観測装置(赤外線、可視光、分光器)の説明や、観測体制等、生の話も聞け、研究現場の実際に触れる貴重な経験になりました。夜半から寒気が降り、初雪で朝には天文台施設一面の雪景色となった。