地球環境演習で関西電力大飯発電所、私立大学環境保全協議会第37回夏期研修会(金沢工大)に行ってきました。

9月4日から二泊三日(福井県若狭湾青少年自然の家、アパホテル金沢西で泊)で福井県関西電力大飯発電所と金沢工業大学で行いました。関西電力の随行員の方々のサポートのもと、エルガイアおおい・運転サポートセンターの見学(発電所の運転状況、エネルギーミックス、安全対策実施状況、原子燃料サイクル、運転制御室でのトレーニングのお話し)後、大飯発電所ビジターズハウスでの本人身分証確認を受け、構内を専用バスで、VR装置も活用した原子炉格納容器、タービン建屋、津波対策(防波堤)、竜巻対策(海水ポンプ)、免震事務棟(緊急時対策所)、特高開閉器を見学し、またバスを降り、普段は見れない周辺防護区域・冷却プール中の使用済燃料ピット(鉛ガラス越し)も見学することが出来ました。

一方、プロジェクト共育(エコ推進・OSUパワー、EMS活動)との共同実施で、私立大学環境保全協議会・第37回夏季研修会に於いて、研修講演”能登半島地震の被災地調査”、Japan SDGsアワード受賞の”金沢工大SDGs推進センターの取り組み”、”金沢工大の電力・エネルギーの地産地消”、グループ討議”SDGs人生ゲーム、カードゲーム開発を通じた学生と地域連携”、”大学施設で実現可能なZEB化改修”に参加し、特に、阪大でのZEB化で、ダイキン工業(株)との空調・照明管理の効果(光熱費55億円/年:毎年>1%減、新築ZEB(薬学部)棟では前年比26%(171万円/年)減)を実感した。