居心地のよい緑の空間をつくる
地球温暖化の防止、ヒートアイランド現象の緩和、生物多様性の保全など、緑の役割が増々重要になっています。
本コースでは、公園の設計などのランドスケープデザインや建築物の緑化手法など、様々な緑の環境づくりを行うための知識と技術を身につけた「緑」のスペシャリストをめざします。緑の環境づくりを行う上で大切な植物材料の知識や造園設計・施工の技術、花と緑を使った空間演出のデザイン手法などについて学びます。
卒業後の造園施工管理技士の資格取得や、造園・緑化・園芸関連企業やハウスメーカーなどへの就職をめざす学生に適しています。
緑をデザインする
花壇や公園、建築物緑化など、様々な緑の空間をデザインする手法を学びます。演習では、フィールドワークで先進事例を見学し、設計演習で庭園や公園のデザインを学びます。
造園技術を身につける
製図やCAD、模型作りなどを通して、設計に関する基礎的技術を身につけます。また、演習での様々な造園資材を利用した花壇や庭作りを通じて、造園施工に関する技術を身につけます。
栽培技術を身につける
造園や園芸に利用する様々な植物を温室やプランター、花壇などで栽培し、維持管理作業を通して、植物の種類や生育特性に応じた栽培技術を身につけます。
植物材料を知る
緑をデザインする上で、材料となる植物の特性を把握することが大切です。演習や講義を通じて植物の名前や生育特性について学び、緑のデザインに生かします。
2年次以降の主な授業
- 緑の環境工学
- 花と緑の計画論
- ランドスケープ計画論
- 緑化植物論
- ランドスケープの歴史
- CAD演習1・2
- 緑化施工演習
目標とする進路
- 公務員(造園・土木)
- 造園・緑化・土木系企業
- ハウスメーカー
- 花卉園芸産業
- 緑化資材メーカー